
ミステリー映画を楽しむコツは、言うまでもなく謎解きに専念することにある。しかし、字幕に気をとられてうっかり重要なシーンを見逃してしまった! という残念な瞬間もあったりする。誰が犯人かを見抜くには「字幕を理解すること」ではなく、「表情」と「目の動き」に注目することなのだ。

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洋画は「字幕」でというのが日本の通例だが、世界的には「吹替」が主流という事実はご存知だろうか。また、活字離れした現代に於いては、「疲れる」「早くて読み切れない」という声も数多くある。また、字幕・吹替の切り替え自由のDVDに慣れ親しんだ世代は、邦画を観るようにもっと気軽に観たいと、吹替派も増えてきている。しかし、吹替に対するネガティブな意見もあり、見やすいけど吹替えはちょっと・・・という意識が拭えない。そこで10代からシニアまでのお客様の声で作り上げたのが「超日本語吹替版」なのだ。



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A:吹替はとても特殊な文体なんです。英語で話している唇の動きに日本語を合わせることが原則。それは変えることができません。吹替の宿命ですね。日常会話と日本語吹替、同じ日本語でもどれだけ違うかというと、目をつむった状態で日本語のドラマを流して、その次にアメリカドラマの日本語吹替版を流す。その時の違いは目をつむっていても明らか。そういう違いです。
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A:例えば、レオナルド・ディカプリオの演じるテディが、病院で働いていたという女性に向かって「Were you a nurse?」と聞くシーンがあります。自然な日本語に置き換えるなら「看護師?」の一言で十分。でも、英語では「Were you a nurse?」と3回も唇が動いているので、その唇の動きにあわせて「看護師だったのか?」と言葉を付け足すんです。決められたルールのなかで、より自然な日本語に近づけるように手を加えていく。そうすることで違和感のない吹替になると思います。
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A:字幕版がなくなることはないと思いますが、今の若い世代が吹替版で育ったとしたら、将来は確実に字幕版の割合は減るでしょうね。でも、字幕、吹替のどちらかを選択できる環境はとても素晴らしいことだと思います。
